外国人と婚姻した場合の戸籍と相続

近年、国際結婚も当たり前になってきました。配偶者が外国人という
方も多くなっています。

日本国籍を有する者同士が結婚した場合、婚姻によって新たに戸籍が
編製され、その戸籍に夫婦の各事項が記載されます。
しかし、外国人と婚姻した場合、それぞれ国籍はありますが、
現在の国籍法では、婚姻しても夫婦の国籍が変わることはありません。
例外的に、外国人が帰化して外国籍を取得すれば、国籍が変わります。

旧国籍法(昭和25年7月1日に施行された現行国籍法以前の国籍法)
では、日本人男性と外国人女性とが婚姻した場合、その外国人女性は
日本の国籍を取得し、日本人男性の戸籍に入籍しました。

現在の国籍法では、例外的なことがない限り、婚姻によって国籍は
変わらないので、日本国籍でない外国人が戸籍に記載されることはなく、
日本人は戸籍から除かれることもありません。

また、氏の変更についても、外国人配偶者の氏に変更するには、
婚姻後6か月以内に届け出をする必要があります。
しかし、これでは外国人と婚姻したかどうか分からなくなります。
そのため、外国人と婚姻した場合、戸籍のある日本人配偶者について、
その戸籍上の身分事項に「いつ、どの国籍の、誰(生年月日)と
婚姻し、入籍したのか」が記載されます。

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